レビトラは、バイエル社から開発されバイアグラに次ぐ二番目のED治療薬です。2004年6月に販売されました。

レビトラの主成分であるバルデナフィルには、PDE-5というEDの原因となる酵素を阻害する効果があります。この効果により、男性器の正常な勃起を補助しているのです。レビトラには10mgと20mgの2種類がありますが、これらはそれぞれ有効成分であるバルデナフィルの含有量を示しています。レビトラ20mgは、バルデナフィル塩酸塩水和物23.705mgのなかにバルデナフィル20mgを含んでいるという意味になります。同様に、レビトラ10mgにはバルデナフィルが10mg含まれています。レビトラには5mgのものもありますが、効果が低いことから多くの医療機関で取り扱われていません。

このバルデナフィル塩酸塩水和物は、白色~若干黄色がかった結晶性の粉末で、エタノール(99.5)又は水にやや溶けやすい性質を持っています。この水に溶けやすい性質はバイアグラやシアリスにはないレビトラ特有のものです。そのため、最高血中濃度に達する時間も0.7~0.9時間(42分~54分)と、ED薬3剤の中で一番早くなっております。

レビトラの色

レビトラのメカニズム


男性器の勃起は、性的刺激・興奮を受けることでNO(一酸化窒素)が放出され、局部の細胞内にcGMP(サイクリックグアノシンーリン酸)という血管を拡張させることで起こります。そして、放出されたcGMPをPDE5(ホスホジエステラーゼの5型)という酵素が壊すことで海綿体の血管が収縮して勃起が治まります。レビトラはPDE-5の働きを阻害する薬であるため、男性器の勃起を補助する補助の効果があります。

注意点は、レビトラは服用すれば勃起するというお薬ではないという点です。性的刺激を受け性的興奮した後、いざ勃起をした時にそれを補助してくれるお薬です。先に述べた説明の通り、まずは性的刺激により自らcGMPを増やす必要があるということをよくご理解ください。

レビトラの持続時間


レビトラは即効性の高い薬といわれれ、空腹で使用する時20分程度で効果が現れます。早く効く薬のなかには持続時間が短いものもありますが、レビトラの場合は持続時間もバイアグラよりやや長くなっており、5~10時間程度です。幅があるのは、服用する容量によって持続時間が異なるためです。レビトラは10mg、20mgのどちらかを服用することが多く、持続時間は10mgで約5~6時間、20mgで約8~10時間とされています。効果を発揮するまでの時間や持続時間は、ともに体質やその日のコンディションに左右されますが、概ねこの程度の時間で効果を実感できます。

10mgに比較すると20mgは持続時間が長いため、より長い時間効果を持続させたい場合には20mgを服用するのがいいでしょう。ただし、効果が強くなることから副作用が強くでる可能性もあるため、その点には注意が必要です。

レビトラ10mg