EDの原因

勃起不全

EDとは男性の性機能障害の一つで、いわゆる「勃起不全」のことです。完全に勃起できない状態と勘違い方がたくさんですが、医学的には「性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起が維持できないため、満足な性交が行えない状態」とされています。

世界的に見るとEDになる男性の割合はそれほど高いわけではありますせん。しかい、日本人でEDに発症する確率は極めて高く、東邦大学名誉教授の白井將文さんが1998年に男性を対象として行われた調査によると、実に1130万人に達して、中等度EDが870万人、完全EDが260万人と推定されています。成人男性の4人に1人が中等度以上のEDとなる。調査データからは、30代はまでは5%ほどだったED患者の割合が、40代に入ると15%程度まで急増しているのが見てとれる。50代になるとED患者の割合は3割を超え、50~60代だけに限れば5割に達する。つまり、日本の50~60代の男性の2人に1人がEDということになります。

加齢とED

加齢


加齢や、加齢からくる動脈硬化、運動不足からなる生活習慣病の原因の一つと見られます。年がとるとともに、血管や神経に様々な障害が起こるためですが、特に動脈硬化による血管障害はその原因のひとつです。加齢に伴うEDは避けられないものの、中高年になってからも勃起機能を維持するためには、普段からEDの原因となりうる病気の予防、生活習慣や嗜好性などに注意することが重要です。

ストレスなどの”精神的なもの”


EDは、ストレスなどの”精神的なもの”という考えもあります。精神的なストレスがあると、神経の性的な興奮がうまくペニスに伝わらないために、EDが起こりやすくなります。このEDを心因性勃起不全と呼ばれ、その原因は実にさまざまです。仕事や夫婦関係など日常生活におけるストレスが原因となることもあれば、性交がたまたまうまくいかなかったことよるトラウマが原因となることもあります。このタイプの勃起不全では、「また失敗するのではないか」という不安が大きなストレスとなり、EDを悪化させることもしばしばです。

生活習慣病


生活習慣病が動脈硬化を引き起こし、血液の循環が悪くなることで陰茎海綿体に十分な血液が送り込まれず、EDが起こりやすくなります。

たとえば、糖尿病になると、血管や神経が障害されるため、血管が硬くなったり、性的刺激による血管の拡張が起こらなかったりして、血流を抑えると考えられています。糖尿病の患者さんが抱く日常生活の悩みとしてEDや性欲低下を挙げる方が多いと言われます。

一方、高血圧症では、血圧が高くなると、血管にストレスがかかるため、血管が損傷して硬く狭まります。これによって、ペニスの血流を抑えてしまうと考えられています。

生活習慣病は、年々増えています。高血圧症の患者さんは3,400万人、糖尿病の患者さんは690万人もいると言われます。ですから、高血圧症や糖尿病患者さんと同じように、EDの患者さんもたくさんいることになります。

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